~滲み出る~
※ これは、2024年5月14日の月例霊祭での教話の内容となっています。
本日の新聞の相撲の欄に、横綱が休場すると載っていました。
昔の横綱は、けがをしていても、取組みを休まなかったと聞いたことがあります。ですか、今の時代はそうではないようです。
私は、そこまで相撲を詳しくは知っていないのですが、それでも「横綱」という名前といいますか、立場・役職といいますか、なんとなく「横綱」はこうあるべきだろうというイメージを持っています。
皆さまはどうでしょうか。
一方で、皆さまも、他人から、あの人はこんな人だ、あんな人だからこうだ。とイメージを持たれているかもしれません。私も同じことです。
イメージといいますか、私も含めその人自身の人となりといったものは、仲の良い人であれば、詳しい特徴であったり、ちょっとした知り合い程度の人であれば、出会った・話した数少ない場面での印象で、その人を判断し、イメージが記憶されるかと思います。
そして、イメージを持たれるなら、あの人は悪い人だ、というよりは良い人だ。と思われたいものですが、無理やり良い人を演じていても、疲れてしまいますね。
また、みんなに都合の良い人となってしまえば、良くも悪くも人に使われる人になってしまいかねません。
ですが、信心の稽古をさせてもらっていると、人に使われるより、神様に使ってもらえるような私になりたいですね。
神様の気感(機感)にかない、神様に使ってもらえるようになる、そんなおかげを頂けるように、日々、稽古をさせていただきたいと思います。
本日もご参拝ありがとうございました。