~新年あいさつ~
※これは2024年1月1日元日祭でのあいさつの内容となっています。
新年明けましておめでとうございます。ただいまは、令和6年の元日祭を皆様と共々に仕えさせていただくことができました。ありがとうございます。
昨年、池田教会としましては、3月に先代教会長の納骨祭を、また、8月には、先代教会長一年祭を、皆さまのご協力のもと仕えさせていただくことができました。
どうもありがとうございました。
本日、こうして新しい年を迎えさせていただいたわけですが、すこし私の年末の話をさせていただきたいと思います。
昨年の年末、言いましても数日前の12月29日に、いろいろな勤めを終えまして、残すは越年祭と元日祭の準備というところに、おしりといいますが尾てい骨のあたりが急に痛くなりました。
どこかで打ったというわけでもなく、椅子に座ったり、腰を曲げたりすると痛くなりまして。
なぜかわからないままに、その日、夜眠りにつきますと、夢を見たんですね。普段はあまり夢を見たり、見た夢の内容を覚えていたりしないのですが、先代教会長である祖父が夢に出てきまして。
その夢は、祖父が自転車に乗って前を進んでいる後ろを、私が自転車でついていく、といった内容でした。
次の日の朝、なぜ先代教会長が夢に出てきたのだろうかと謎に思うわけです。
ですが、越年祭や元日祭がありますので、おしりが痛いなか、買い物や準備を進め、先日無事に越年祭を仕えさせていただきました。
そして、越年祭を終え、ようやく一年が終るなぁと、さて来年はと考えていますと、ふとおしりの痛いと夢とが繋がりまして、あぁ、これは先代に尻を叩かれたんだなぁと、ふと思わせていただきました。
先代に、まだまだ足らん、しゃんとせい、と言われ、お尻を叩かれたんだなぁと、そういう考えに落ち着きますと、不思議と今朝からは痛みがなくなったんですね。
これが私の令和5年から令和6年にかけての出来事でした。
昨年は、コロナという感染症が5類に変わるなど、いろいろな変化がありました。そして、今年も、皆さまそれぞれの持ち場、立場のところで、変化が起きてこようかと思います。
その変化とは、定かではないのですが、進学や就職により環境が変わるや、年齢を重ねることで、責任が重くなっていくとか、商売の上では、新しい仕事が入ってくるとか。
そして、その変化のなかで、年齢や立場なとで、できないことや諦めないといけないという部分も起きてくるかと思います。
しかし、その変化のなかで、私たちは実際に何らかの選択や決定をしていくわけです。これはちょっと厳しいなぁとか、これはこうさせてもらおうとか。
ここで、忘れずにいただきたいことは、あれもこれもというように無理をすると、時間が足りず、身体を壊すなどして、結局全部ダメになってしまうんですね。
ですので、いろいろな変化のなかにあっても、自分の中にここは大切にしたいという芯をもって、その芯を忘れずに、選択させていただいて。
その大切にしたいところをはっきりさせて、その芯に沿った選択をしていますと、神様、みたま様は、その姿をずっと見守ってくださっているので、うまくいく道をつけてくださいますし、もし、ブレたり逸れたりしていると、ちょっと違うぞ、そういう事じゃないぞ、ということを、おしりの痛みではないですけど、人の何気ない言葉などを通して、気付きを与えてくださると思います。
そういったところで、本年もきっと皆さまのいろんなところで、いろんなことを起こってくるかと思います。それでも、心も体も健康で、家族みんな楽しく笑顔で、一日一日を過ごしていけるような令和6年でありたいと思います。
皆さまどうぞ本年もよろしくお願いいたします。
本日はご参拝ありがとうございました。