~願い~
※ これは、11月14日の月例霊祭での教話の内容となっています。
私は、今年の1月から月1度、このように短い時間ではありますが、教話をさせていただくようになりました。教話といいましても、そのときに私が感じたり考えたりしたことを共有させていただき、皆さまの信心の稽古のキッカケとなれるように願って、お話をさせていただいています。
では、今年、お話しさせていただいた約10回の教話で、どのようなことが念頭にあったかと言いますと、私に向けられた「神様の願い」を考え感じていく、ということでした。
先代の言葉で言えば、「神の気感にかなう」ということだと思っています。
当たり前のことですが、皆さまには、それぞれ皆さま自身に向けられた「神様の願い」というものがあります。しかし、その「願い」が明確にわかればいいのですが、なかなかはっきりしないといいますか、私にとっては、わからないことばかりです。みなさまはいかがでしょうか。
これは私のイメージですが、私は私に向けられた「神様の願い」を考える際に、「神様」を「神様」として捉えると、未だ漠然としていると思いました。ですので、「神様」を「御霊の神様」と考えています。
すると、「御霊の神様」の顔が、すぐに浮かんできます。私にとって、一番近い「御霊の神様」は、先代である祖父の姿にうつります。
であれば、祖父が私や皆さんにかけている願いを考えると、すくなくとも、「健康で長生きすること」は願っていると思いますね。
先日、一日だけ高熱が出て寝込んだのですが、これも祖父から言わせれば、なにか私の生活に問題があったのだと思います。
わが心が神に向かうのを信心といいますが、「神様」や「御霊の神様」が、いま私にどのような願いをかけてくださっているのか、そのことに心を向けることが、大切なことの一つだと思います。
どうぞ、今年も残り少なくなってきていますが、気温が低い日が続いていきますので、体調管理などに十分に気を配って、一日一日を元気で楽しく過ごして参りましょう。
本日もご参拝ありがとうございました。