~新年あいさつ~

※以下は、2025年元日祭でのあいさつの内容となっております。

 

新年おめでとうございます。ただいまは、皆さまと共々に令和7年の元日祭を仕えさせていただきました。
ありがとうございます。

 

昨年はどのような一年だったでしょうか。
皆さまのところで、良かったこと、大変だったことなど、さまざまなことが身に起こってきたことと思います。

ですが、新年このように、参拝、または遥拝されていることは、ありがたいことと存じます。

 

新年を迎え、今年一年がこういった一年になればいいなあ、と「一年通しての願い」を神様にお願いされたかと思います。
ここで、「一年とおしての願い」とは別に、「一日一日の願い」というものを続けてみてほしいを思っております。

私たちは何かを願うとき、神様、御霊様を意識すると思います。
そして、神様を意識するということは、私たちの気持ちやこころを神様に向けることになります。
こころを神様に向けますと、おのずと神様がこころに宿りといいますか、そのはたらきが現れてくるわけです。

神様のはたらきは、天地にあふれているわけですが、普段はなかなか気づくことができません。
だから、私たちは信心の稽古をさせてもらっているわけです。

ここで、「一日一日の願い」とは、例えば
朝起きて、「今日も一日、学校の勉強や仕事がうまいこといきますように」と神様、御霊様にお願いさせていただき、
一日の終わりには、「今日も一日、なんとか大きな失敗、けが、事故がなく過ごせました。ありがとうございます。」とご報告させていただくっといったことで十分だと思います。

そうすれば、神様、御霊様にこころを向ける機会が増え、神様、御霊様のそのはたらきを宿す機会が増えるわけです。
これを、できれば毎日続けていますと、おのずと毎日がうまくいき、「一年通しての願い」が、またはその願いを超えたはたらきが、年末には現れていることになるでしょう。
ただし、無理をしてまでする必要はありません。身体やこころに余裕があるときから、少しずつ、続けていかれたらと思います。

 

本年も、皆さまの持ち場、立場の上に、さまざまなことが起こってくるかと思います。
どうか、一日一日、一つ一つを丁寧にさせていただき、無理なく元気に笑顔で、生活をさせていただきましょう。

皆さまどうぞ本年もよろしくお願いいたします。
本日はご参拝ありがとうございました。